TOKIO続投、福島県産農産物PR 知事「風評払拭力貸して」

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定例記者会見でTOKIOの起用継続を発表した内堀知事

 内堀雅雄福島県知事は7日、県産農産物をPRするCMやポスターなどを担ってきた人気グループ「TOKIO」を引き続き起用し、風評払拭(ふっしょく)に向けた助力を依頼する考えを示した。

 定例記者会見で内堀知事は「県産農産物を全力で応援していただいた。引き続き力を貸していただきたい」と話した。

 県産モモの収穫、出荷が本格化する7月中旬をめどに本年度のCMやポスターなどを制作、発表する。

 強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった山口達也さん(46)を除いたメンバー4人を継続して起用する。県は問題発覚後、庁内でさまざまな想定や検証を重ねてきた。

 継続を判断した理由として内堀知事は、震災と原発事故後の献身的な支援、本県への共感を挙げた。

 また、リーダーの城島茂さんら4人が2日、福島民友新聞社の記者の質問に答える形で明かした本県への思いについても言及し「それぞれが自分の言葉で福島復興への思いを述べた」と語り、起用継続につながったことも明らかにした。

 インターネット上では「♯今度は福島がTOKIOを応援する番だ」とのハッシュタグ(検索目印)を付けた投稿が広がっていた。

 県は城島さんら4人が記者会見した翌3日、県のクリエイティブディレクターを務める箭内道彦さん(郡山市出身)を通じ、ジャニーズ事務所に起用継続の意向を打診、同事務所側も同日中に快諾した。

 県は2012年度からコメやモモなどのPR役としてTOKIOに依頼。昨年度はCMのほかポスター4万5千枚、のぼり4千本を作製、県内外の官公庁やJA、大型量販店などに配布した。県は山口さんを除いたメンバーで新たにCMやポスターなどを作り直す方針だ。

 県は山口さんの問題発覚後、TOKIOを起用したポスターやのぼり旗を撤去した。県によると、6日午後までにTOKIOの起用に関する448件のメールが県に寄せられ、このうち、431件が継続を望む意見だったという。