激突!福島U対いわき 福島で13日決勝、天皇杯サッカー代表決定戦

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 第23回県サッカー選手権大会・天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権県代表決定戦決勝は13日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムで行われ、特別シードで決勝から登場の福島ユナイテッドFC(J3)と、いわきFC(東北社会人2部南)が激突する。

 両チームによる決勝は3年連続。Jクラブのプライドを懸けた福島、それとも「変革」を掲げて連覇を目指すいわきか。本県サッカー界の頂点の座を懸けた戦いに注目が集まる。決勝は午後2時5分にキックオフ予定。

◆「密集」戦術で雪辱、福島ユナイテッドFC

 福島は今季、リーグ戦5勝2分け2敗の4位と好調を維持する。それでも昨年屈辱を味わった田坂和昭監督(46)は下部カテゴリーのいわきに対し「J2でも戦える強さがある」と油断はない。

 今季10得点のうち7点を後半に奪うなど勝負強さが際立つ。4月の藤枝MYFC戦では倍近いシュートを打たれながら、後半にカウンターからの2得点で勝利した。

 鍵を握るのはチーム最多4得点のMFニウド。積極的な攻撃参加に加え、打点の高いヘディングでセットプレーにも強い。サイド攻撃の起点となるMF田村翔太、ドリブルが武器の高卒ルーキーMF池田昌生らも好機を演出する。

 「個の能力では分が悪い。だからこそ『密集』が効く」と指揮官。数的有利な状況を維持し試合を組み立てる緻密なパスサッカーで、昨年の借りを返す。

◆「屈強」攻め続ける、いわきFC

 今季の国内公式戦で無敗のいわき。昨年、福島を撃破し、初優勝を果たしたが、田村雄三監督(35)は「あくまでもチャレンジャー」とイレブンを鼓舞する。

 けがで試合出場を控えているDF高橋大河以外は「全ての選手に出場の可能性がある」と田村監督。その上で「福島が相手といって、戦い方を変えることはない」と、真っ向勝負でJチームに挑む構えだ。

 6日の準決勝は東北社会人リーグ1部のメリーに7―1で快勝。最終ラインを敵陣に寄せ、豊富な運動量で終始攻め続けた。「90分間止まらない、倒れない」サッカーを目指し、チームは選手の肉体強化を続ける。

 準決勝でも相手の強引な守備をはね返し、球際での強さを発揮した。  「魂の息吹くフットボール」を目指して進化を続けるイレブン。攻撃的なサッカーで連覇を目指す。  

◆過去戦績1勝1敗

 福島といわきは2年前の決勝で初めて対戦し、福島が延長の末、2―1で勝利し、大会9連覇を飾った。2度目の対戦となった昨年は、いわきが前半と後半に1点ずつ奪い、2―0で快勝した。