繊細な巨匠描いたボタン 須賀川市立博物館、故松尾敏男氏作品展

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松尾氏の作品が並ぶ特別展

 特別展「日本画壇の巨匠 松尾敏男―命の輝きを描く」は12日、須賀川市立博物館で始まった。同市の須賀川牡丹園のボタンなどを題材に繊細な筆致で描かれた巨匠の作品が来場者を魅了している。6月10日まで。

 同館の主催、福島民友新聞社などの後援、松尾財団、日本美術院の協力。松尾敏男氏(1926~2016)の没後初の回顧展で、東北・北海道地方では初めての開催。松尾氏が写生のために同園を毎年のように訪れ、作品を生み出してきたことを縁に開催が実現した。

 会場では、大輪のボタンを描いた屏風(びょうぶ)や額、スケッチなど初期から晩年の作品約30点を展示。このほか、かわいらしい猫などの動物や人物などを表現した作品も並び、巨匠の多彩な画業を楽しめる。29日から作品を入れ替える。会期中、講演会なども催す。

 時間は午前9時~午後5時(入館は同4時30分)。水曜日は「絵画を楽しむウェンズデー・ナイト・ミュージアム」として同7時30分まで開館(入館は同7時)。月曜日は休館。観覧料は一般500円、高校生以下、70歳以上、障害者手帳を持っている人は無料。