歴史的建造物...匠の技に情熱感じ 会津の名建築たどるバスツアー

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大宝院不動堂で、建物の彫刻に見入る参加者

 会津若松市の県立博物館は12日、会津地方の歴史的建造物を巡るバスツアー「知られざる会津の名建築をたどる」を行った。参加者は建物に施された技巧に目を凝らし、手掛けた職人らの情熱に思いをはせた。

 ツアーは会津で活躍した職人に焦点を当てた企画展「匠のふるさと会津~技と祈りの建築文化誌」(6月24日まで)に合わせて行われた。同館によると、ツアーへの関心は高く、参加予約の受け付け開始から電話が殺到し、約10分で定員の20人に達したという。

 参加者は、同市の自在院経蔵、会津美里町の仁王寺薬師堂、喜多方市の甲斐本家など9カ所を巡った。

 4番目に訪れた会津美里町の大宝院不動堂は、1821(文政4)年に建立。柱に施されたコイの透かし彫りなど、建物はさまざまな彫刻で飾られている。参加者は職人たちが腕を振るった装飾を見上げ、息をのんだ。

 同館は今後も、会津地方の文化財を巡るツアー企画を検討したいとしている。