機動隊の新隊員、訓練の成果確認 福島県警本部長が査閲

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暴徒役の警察官(右)の攻撃を盾で防ぎ、制圧する機動隊員たち=14日午後、福島市

 福島県警の松本裕之本部長は14日、今春の異動で機動隊に配属された新隊員14人を査閲した。約1カ月の訓練の成果を確認し、今後相次ぐ重要行事の安全確保に向けて新隊員らを激励した。

 例年は警備部長が新隊員を査閲している。今回は、18、19の両日の太平洋・島サミット(いわき市)や6月の全国植樹祭(南相馬市)、2020年の東京五輪を見据え、隊員の士気向上などを目的に松本本部長が査閲した。

 福島市の県警機動センターを会場に、佐藤剛機動隊長の申告で訓練を開始。新隊員を含む総勢35人が盾を使った防御姿勢を確かめたり、暴徒化した集団を包囲、制圧する流れを確認した。

 暴徒の制圧訓練では35人が一斉に大型バスに乗り込んで現場に急行。盾で火炎瓶や投石、棒での攻撃を防ぎながら、素早く集団を取り囲んだ。

 査閲を終えた松本本部長は「重要行事で機動隊への期待は高まっている。警察官と人間としての勉強を積み重ねてほしい」と講評した。新隊員の巡査長(25)は「一丸で声を掛け合い、練度をさらに向上させたい」と話した。