タイ消費者にPR...福島県のヒラメ『安全』 相双漁協など視察

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
水揚げされたヒラメを視察するタイの消費者=相馬双葉漁協

 タイの首都バンコクの日本料理店で開催予定だった本県産ヒラメなどを提供するフェアが中止となった問題で、食品輸出のアライドコーポレーション(横浜市)は16日、タイの消費者を招き、相馬市の相馬双葉漁協などを視察するツアーを行った。

 同社はフェアでヒラメなどの輸出を担当していた。風評払拭(ふっしょく)を目的に、本県など国内を巡るツアーの視察先に相馬市沿岸部を組み込み、同市観光協会に協力を要請した。

 同日は32人が参加。相馬双葉漁協では、職員が放射性物質の検査態勢や品質の高さを説明し、参加者が漁協施設を見学した。参加した会社員パコン・ナンタワチリさん(55)は「フェア中止は知っていた。安全性の真偽は分からなかったが実際に検査態勢を見て安心した」とし、「日本の魚介類の品質は高い。タイで売り出されれば買いたい」と理解を示した。

 同社によると、安全性への理解を深めてもらう活動を続け「本年度中に輸出再開につながる企画提案をしていきたい」としている。