野口英世博士つどいに幕 会津若松で顕彰会、50回の節目

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
野口英世をたたえる歌を合唱した最後のつどい

 野口英世博士顕彰会(竹田政弘会長)は17日、会津若松市のホテルニューパレスで、最後となる「野口英世博士をたたえるつどい」を開いた。つどいは、市内の小、中学生が世界的な医学者の偉業を胸に刻む機会となっていたが、50回の節目で幕を閉じることになった。顕彰会は、今後の顕彰の在り方について検討したいとしている。

 つどいは、今年は雨天のため室内での開催となったが、野口英世青春広場の銅像前で毎年開いてきた。これまで各校の教諭らが児童、生徒の代表を会場まで引率してきたが、交通手段の確保や、事故が起こった場合の対応などが課題となり、顕彰会はつどいの中止を決めたという。

 最後のつどいには、市内の小、中学校と大熊中の代表約200人が参加し、献花した。

 作文の朗読も行われ、神指小6年の児童、河東学園中の生徒が野口の功績をたたえた。努力を重ねる姿に感銘を受けたという生徒は「努力から逃げないことを約束する。否定されてもめげずに前進し、いつか尊敬される存在になりたい」と誓った。

 顕彰会には、つどいの継続を求める声も届いているという。竹田会長は「行事がなくなるのは残念だが、偉大な業績は少しも変わることがない。これから会として、何ができるのか考えていきたい」と話した。