大統領・首相夫人ら海洋環境保全へ思い共有 海洋シンポジウム

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シンポジウムであいさつする安倍昭恵首相夫人(右)=いわき市・アクアマリンふくしま

 太平洋・島サミット参加国の大統領、首脳夫人を対象に、アクアマリンふくしまで開かれた海洋シンポジウムでは、安倍昭恵首相夫人らが海洋環境保全への思いを共有した。

 安部義孝館長が東日本大震災の津波による同館の被災状況や復興の歩みを説明し、出席した7カ国のうち3カ国が、自国を取り巻く海洋環境の現状や環境活動を紹介した。ツバルのサリロ・ソホアンガ首相夫人は「気候変動が海に与える影響は大きく、海面上昇で私たちの生活が奪われようとしている。私たちは海を守るための行動をしていかなければいけない」と訴えた。安倍首相夫人は閉会のあいさつで「女性の視点を生かして今後も海を守る活動をしていきましょう」と呼び掛けた。

 このほか、地元のいわき海星高の生徒がいわき産農水産物の風評被害の現状を発表。岩田雅光副館長と米国・モントレーベイ水族館のマーガレット・スプリング副館長ら4人によるパネルディスカッションも行われた。

 シンポジウムで発表したいわき海星高食品システム科2年の大山咲月さん(16)と鈴木愛子さん(16)は「海外の人にいわきの水産物の現状を理解してもらえ、うれしい」と話した。