福島県農業会議・太田会長が退任へ 後任は鈴木副会長が軸

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 福島県農業会議の太田豊秋会長(83)が24日の理事会で、今期限りで退任する意向を表明した。太田氏の任期は6月26日に開かれる総会までで、後任は副会長の鈴木理氏(74)=いわき市農業委員会長=を軸に調整が進む見通しだ。新会長の任期は同日から2年。

 太田氏は県議会議長などを経て、1993(平成5)年の参院補選で国政に転じ、農林水産副大臣、参院農林水産委員長などを歴任。県農業会議では、96年8月に会長に就任、8期約22年にわたり本県の農業振興、震災と原発事故からの農業復興に尽力した。在任期間は現職の都道府県農業会議会長としては最長。2002~11年には全国農業会議所会長も務めた。

 福島市で開かれた理事会終了後、太田氏は福島民友新聞社の取材に応じ「(年内に)改正農業委員会法に基づく農業委員の改選と農地利用最適化推進委員の設置が全59市町村で終了することを一つの節目と考えた」と退任理由を話した。

 また、「農業会議の役割は大規模農家だけではなく小規模農家を守ることであり、今後も耕作放棄地の解消などに力を尽くしてほしい」と話した。

 県農業会議の正副会長ら役員は市町村農業委員会長のほか、JA福島中央会、県市長会、県町村会など関係団体の代表、学識経験者らで構成。理事会の決議で互選、総会の決議で選任する。