「歌舞伎揚」の天乃屋、新工場建設へ 矢吹町内移転で協定締結

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天乃屋が建設する新工場のイメージ

 「歌舞伎揚」で知られる天乃屋(東京)は、福島県矢吹町松倉にある福島工場を移転し、同町中畑南に新工場を建設する。2019年9月の一部移転・稼働を見込んでおり25日、町と工場立地に関する基本協定を締結した。

 1976(昭和51)年操業の福島工場は老朽化と震災の影響を受けており、新工場の建設により品質管理レベルの向上と生産量の拡大、従業員の環境改善などを目指す。

 新工場の延べ床面積は現工場の約2.5倍となる1万3794平方メートルで、製品工場棟を19年9月、生地棟を20年夏に稼働させる予定。現工場は閉鎖する。投資総額は約68億円。現在の148人から220人程度(24年)への雇用拡大も見込んでいる。

 町役場で行われた締結式では、大砂信行社長と野崎吉郎町長が協定書に署名。災害時における食料品の供給協力に関する協定も同時に結んだ。野地誠県県南地方振興局長らが立ち会った。