室屋予選3位...決勝「安定したレースに」 エアレース千葉大会

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予選を飛ぶ室屋=26日午後、千葉市・県立幕張海浜公園

 レース専用飛行機の国際大会「レッドブル・エアレース・チャンピオンシップ」の今季第3戦千葉大会は26日、千葉市の県立幕張海浜公園で開幕した。初日は予選が行われ、昨季年間総合王者の室屋義秀(45)=福島市=は56秒403で、1位と0秒979差で3位だった。1位はマイケル・グーリアン(米国)で55秒424。27日の決勝ラウンドでは、室屋は1回戦で予選12位のマット・ホール(オーストラリア)と対戦する。

 千葉大会のレーストラックはパイロットの技術力が問われる構成。規定を満たせずにペナルティーを出すパイロットが相次いだ。室屋は予選後の記者会見で「集中して飛べたので、奇跡的に3番手のタイムが出せた」と振り返った。

 今大会から、スピードが出る小型の垂直尾翼に変更していたが、室屋は27日の決勝でコントロールしやすい元の尾翼に戻す考えも明かし、「安定したレースを目指す」と語った。

 決勝1回戦の相手となるホールは第2戦カンヌ大会で優勝している。室屋は「1回戦が勝負どころだ。(決勝は)今年の1回目の天王山になる」と話した。決勝は予選の順位に基づいて2人ずつ対戦する1、2回戦を行い、最終ラウンドは勝ち上がった4人で競う。

 レッドブル・エアレース・チャンピオンシップは出場する14人が、世界各地で開く全8戦で年間総合王者(ポイント制)を争う。室屋は今季第1戦2位、第2戦4位で総合3位。2016(平成28)年と昨年、千葉大会で優勝している室屋は「福島で十分準備することができている」と、同大会3連覇への手応えを語った。

 室屋が昨季年間総合王者として初めて臨んだ国内のレース。会場では大勢のファンが声援を送った。

 室屋は16年にみんゆう県民大賞のスポーツ賞を受賞し、昨年は県民栄誉賞を受賞した。