「LINE相談」5月28日から開設 児童・生徒対象に早期対応

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LINE相談のイメージ

 県教委は28日、県内の公立小、中学校と高校、特別支援学校の児童、生徒を対象に、10代の連絡手段の中心となっている無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用した相談事業を始める。期間は来年3月末まで。臨床心理士らが「アカウント」を開設してさまざまな悩みに関する相談に応じ、不登校やいじめへの早期対応、自殺など重大事案の防止につなげる。

 総務省調査(2016年度)によると、10代のメディア平均利用時間は平日で携帯通話2.7分、メール20.2分に対し、会員制交流サイト(SNS)は58.9分で、特にLINEの利用率が79.3%に上った。

 県教委はこれまで二つの電話相談窓口を設置。昨年度、24時間電話相談に約500件、平日に対応するいじめ問題や不登校、体罰などの教育電話相談には約700件の連絡があった。手軽に利用できるLINEと併用することで、よりきめ細やかな体制を整える。

 児童、生徒は各学校で配布される事業の説明書からQRコードを読み取り、臨床心理士らのアカウントとやり取りできる。受付時間は毎日午後5時~同9時。時間外は、24時間電話相談で受け付ける。

 県教委は「LINEは子どもにとって最も身近な連絡ツール。幅広い選択肢を用意して相談しやすい環境をつくる」(高校教育課)としている。