吾妻山など3火山周辺の避難計画策定 避難路など盛り込む

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
噴火警戒レベル

 吾妻山、安達太良山、磐梯山の3山合同の火山防災協議会は29日、県庁で会議を開き、各山の火口周辺地域の避難計画を初めて策定し、示した。

 避難経路や避難手段、救助体制などを盛り込み、火山活動が活発化した際の統一的な指針とする。

 県は今後、実効性ある警戒・避難体制づくりに向けた訓練などを行い、登山者や観光客の安全確保を進める。

 国の活火山法改正に伴う策定。噴火警戒レベル2(火口周辺規制)またはレベル3(入山規制)に達した場合の計画で、居住地域の避難が伴うレベル4(避難準備)とレベル5(避難)の計画は年度内に作る。

 計画には山ごとの避難経路のほか火山現象と影響範囲の想定、避難のための事前対策などを明記。

 このうち、現在噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)となっている吾妻山では避難経路を示す看板を設置して迅速な避難誘導につなげる。

 登山者への情報伝達は携帯電話への防災速報やラジオなどを使うとした。

 会議の出席者からは、大型スピーカーでの情報伝達やシェルター設置が必要との指摘もあった。このため県は、新たに設置するワーキンググループで協議を続け、必要に応じて計画を見直すことも確認した。