「コーシャ」認証品輸出開始 郡山の宝来屋、ユダヤ教戒律守る

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
コーシャの認証を取得した甘酒などの各商品

 みそなどの自社製造商品でユダヤ教の戒律に基づく食規定「コーシャ」の認証を取得した宝来屋本店(郡山市)は1日、認証を取得した商品の本格輸出を始めた。

 第1弾としてイスラエルに「醤油(しょうゆ)こうじ」を輸出する。日本食ブームが起きている同国で、発酵食品の販路拡大を目指すとともに、福島の食の安全や安心をアピールする。

 同社はこれまで甘酒とみそで認証を得ており、4月に新たに醤油こうじで取得した。

 醤油こうじは国産米を使ったこうじに醤油を合わせた商品で、甘口でとろみがあるのが特徴。イスラエルにはすし店が多くあることから、すしや刺し身での利用を想定している。

 この日は340ミリリットル入りの醤油こうじ約2400本を出荷した。来週には甘酒を輸出する予定という。同社はこれまで、欧州などに甘酒などを輸出してきた実績がある。柳沼広呂人社長(43)は「厳しい品質管理体制で安全・安心を追求し、海外に発酵食品の味を届けていきたい」としている。