喜多方の「地滑り」...国が支援前向き 被害拡大防止へ緊急要望

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 喜多方市高郷町揚津(あがつ)地区で発生した地滑りを受け、農林水産省は1日、地滑りの被害拡大防止のため県が計画する対策について、財政、技術両面での支援に前向きな姿勢を示した。畠利行副知事の緊急要望に野中厚農水政務官が答えた。

 農地地すべり防止区域に指定されれば、県による対策事業費の半分が国の補助を受けられる。県は現地調査を急ぎ、地滑りが起きた原因や範囲、必要な対策を調べた上で、区域を広げたいエリアを決め、国に支援を求める方針だ。

 揚津地区では1971(昭和46)年に91.3ヘクタールが指定を受けている。しかし、地滑りが起きた県道新郷荻野停車場線周辺は一部が区域外で、隣接するエリアも区域に追加指定する必要がある。緊急対策として、地下水を抜くなどの工事が想定されている。

 県によると、現地では1日も1時間当たり4~5ミリ未満の地滑りを複数回観測したという。