東北一つに!大わらじ力強い歩み 「東北絆まつり」盛岡で開幕

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パレードで威勢のいい掛け声とともに大わらじを担ぐ出演者=2日午後、盛岡市

 東北6県を代表する夏祭りが集い、東日本大震災の鎮魂と復興を願う「東北絆まつり」は2日、盛岡市で開幕した。本県からは福島わらじまつり(福島市)が登場。約60人が威勢のいい「わっしょい、わっしょい」の掛け声とともに全長約12メートルの大わらじを担ぎ、力強い歩みで本県の復興をアピールした。

 パレードは盛岡市役所をスタートに行われた。わらじまつりのメンバーは新たな試みとして大わらじの中央に設けたステージ上に人が乗るパフォーマンスを行った。わらじまつりには同市のダンススタジオから約60人の踊り手が加わり、エネルギッシュなダンスで観衆を魅了した。パレード終了後は同市の岩手県庁前に大わらじと全長約3メートルの金色のわらじ、全長約2.5メートルの小わらじを展示。わらじと一緒に記念撮影する観光客の姿が見られた。

 大わらじの上に立ち、メンバーを鼓舞した山田真樹人さん(38)は「緊張したが、同じ被災地として一緒に頑張ろうという思いを込めて演技した。沿道から『がんばろう』の声が聞こえ、励みになった」と思いを語った。盛岡市の主婦(56)は「福島わらじおどりは初めて見たが、大わらじの迫力ある大きさにびっくりした」と話した。

 沿道には約14万5000人(主催者発表)が詰めかけた。福島わらじまつりのほか、青森ねぶた祭、秋田竿燈(かんとう)まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつりも個性豊かな踊りなどを披露し、東北の元気を発信した。

 東北絆まつりは2011(平成23)年から6年間開かれた東北六魂祭(ろっこんさい)の後継イベントで、昨年に引き続き2回目の開催。来年以降も東北各都市で開催される予定。最終日の3日は午前10時~午後5時までさまざまなイベントが繰り広げられる。パレードは午後0時30分~同3時まで。