「東北絆まつり」19年は福島県有力 参加者ら再会約束の熱演

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「わっしょい、わっしょい」と声を張り上げながらわらじを担ぐ参加者=3日午後、盛岡市

 東日本大震災からの復興を願い、東北6県を代表する祭りが集う「東北絆まつり」は最終日の3日、盛岡市でパレードや閉祭式が行われた。福島わらじまつり(福島市)などが参加したパレードでは威勢のよい掛け声や鳴り物が響き、復興への熱い思いが沿道に満ちた。参加者は次回開催が見込まれる本県での再会を約束。出演者は今年以上に盛り上がるイベントにしようとの思いを強めた。

 パレードは盛岡市役所周辺で行われた。福島市からの参加者はそろいの法被をまとって大わらじを担ぎ、福島市のダンススタジオのダンサーらとともに躍動した。パレードに参加したほかのまつりの子どもらを大わらじに乗せる演出も人気を集めた。

 青森ねぶた祭、秋田竿燈(かんとう)まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつりも華やかな踊りなどで人気を集めた。

 実行委によると、2、3両日の来場者数は約30万3千人。東北絆まつりは2011(平成23)年から6年間開かれた東北六魂祭(ろっこんさい)の後継イベント。本県では福島市で13年6月に六魂祭があり、約25万人が来場した。

 今秋に正式決定

 まつりに参加した木幡浩福島市長(57)は閉祭式のあいさつで「来年の絆まつりは福島での開催になると思う」と述べ「福島でお会いしましょう」と呼び掛けた。木幡氏によると、来年の本県開催についてすでに6市長間の合意を得ているという。来年の開催都市は秋ごろに正式決定する見通し。

 福島わらじまつり実行委員会の小河日出男委員長(73)は「来年は福島わらじまつりの第50回と東京五輪の前年。震災と原発事故後に国内外から受けた支援へのお礼と新しい福島を発信する絆まつりにしたい」と意気込みを話した。