住宅地付近に「演習弾」 いわきで一時騒然、現場近くに保育園

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 4日午前10時ごろ、いわき市役所から「いわき市若葉台の斜面に、爆弾のような不審物がある」といわき中央署に通報があった。同署などによると、同市若葉台の斜面から、自衛隊の訓練に使用される演習弾が見つかった。爆発の危険性はなく、同日午前に撤去された。

 山形県の陸上自衛隊神町駐屯地によると、演習弾は長さ約40センチ、直径約8センチのアルミ製で、1989(平成元)~91年ごろに製造されたものだという。同駐屯地の担当者は「住宅の多い現場付近で演習することはない」とし、「誰かが演習場から持ち出して捨てたのでは」とみている。

 地元住民が清掃中に見つけ、4日に市に連絡した。同署は午前10時30分ごろから、発見現場から半径約50メートルの立ち入りを規制し、付近住民に避難準備を呼び掛けた。その後、同駐屯地を通じ危険性がないことを確認した上で、同11時ごろに演習弾を回収した。

 現場から約100メートル離れた若葉台保育園では園児83人が屋内に一時避難した。