東京で元気発信!いわき「回転櫓盆踊り」 五輪公認プログラム

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新しい振り付けを披露する花柳さん

 2020年東京五輪・パラリンピック開催に合わせ、いわき市内郷地区の夏の風物詩「いわき回転櫓(やぐら)盆踊り」が都内で披露される見通しとなった。五輪公認プログラムとして、同市をはじめ、復興が進む本県の元気を発信するため、都民らも巻き込んだイベントにしようと、関係者が準備を進めている。

 実行委は、初めての人でも踊りやすく、一斉に踊ったときの見栄えを考え、新たな踊りの振り付けを5日までに完成させた。これまでは、踊りに参加する各団体によって振り付けにばらつきがあったが、新たな統一した振り付けをつくることで、美しさと参加しやすさに磨きをかけた。踊り実行委の湯沢良一企画調整委員長(54)は「都内で踊り披露が実現すれば、都民や観光客も巻き込んでいわきの元気と、復興支援の感謝の気持ちを発信できる」と意気込んでいる。

 踊りを考案したのは、都内の日本舞踊家の花柳貴代人さん(50)。花柳さんの祖父が、同市で踊られている盆踊りの原型をつくったという縁から、花柳さんがベースをつくり、地域住民有志と共に、新振り付けを仕上げた。花柳さんは「櫓の回転などを表現した。楽しく踊ってもらえれば幸せ」と笑顔を見せた。踊りの振り付けは、動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされるほか、「振り付けシート」を作成するなどし、PRする。

 5日までに、8月14、15の両日、同市のJR内郷駅前広場で開かれる同祭りが、五輪組織委から「応援プログラム」として認定を受けた。同プログラムは、東京五輪開催の機運を盛り上げる、各地の民間団体などが認定される。