「ルンバ」掃除お助け!再開学校を支援 双葉郡8町村小中学校

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ロボット掃除機ルンバ(手前)の使い方を学ぶ生徒ら=葛尾小

 東京電力福島第1原発事故による避難指示解除後、再開した学校の清掃活動を支援しようと、ロボット製品販売「アイロボットジャパン」(東京、挽野元社長)は8日、双葉郡8町村の小中学校などにロボット掃除機「ルンバ」200台を贈った。寄贈式は葛尾村の葛尾小で行われ、子どもたちがロボット掃除機の使用法などを確かめた。

 原発事故の被災地域では学校再開後、震災前より児童・生徒が大幅に減少し、教室などの清掃が行き届かないことも多いという。同社はこうした現状を知り、ロボットを使い効率的に清掃するとともに、ロボットの動きを通して2020年度から小学校で必修化される「プログラミング教育」に役立て、産業人材の育成につなげてもらおうと寄贈を決めた。200台は今後、8町村に割り振られる。

 葛尾村では葛尾小と葛尾中が4月に同小校舎を活用し、村内で学校生活を再開したばかり。児童7人、生徒11人と少人数で、体育館など広い場所の掃除に苦労しているという。式では、挽野社長が「きょうからルンバは友達。掃除上手になり、ロボットに興味を持ってもらえれば」とあいさつ。同小6年の渡辺さくらさんは「掃除が楽しみ。大切に使います」と謝辞を述べた。

 この後、各教室で掃除ロボットの操縦法などを学ぶ特別授業が行われ、子どもたちは機敏に動くロボットに見入っていた。