葛尾で「ニット工場」稼働開始 避難指示解除後、初の企業立地

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テープカットで福島工場の開所を祝う関係者

 金泉ニット(愛知県)は9日、葛尾村野川湯ノ平で福島工場の開所式を行い、関係者が工場の稼働開始を祝った。村で一昨年6月に、東京電力福島第1原発事故による避難指示が大半で解除されて以降、企業立地は初めて。

 同社はニットウエアの製造販売を手掛ける。経済産業省の「自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金」の採択を受け、工場を建設した。工場は鉄骨平屋で敷地面積は6300平方メートル。本格稼働で年間約13万着を生産できる。製品は国内外に出荷する。

 工場の従業員9人のうち村出身者は3人。同社は今後、35人規模まで拡大する方針で、地元雇用を強化する考えだ。

 金岡秀一社長が「葛尾村の発展に貢献できるよう頑張っていきたい」とあいさつ、横山忠弘復興庁福島復興局長、篠木弘村長らが祝辞を述べ、関係者がテープカットした。