郡山駅周辺、横断幕掲げ両陛下『歓迎』 福島県民『感謝の心』

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市民の出迎えを受け、御料車に向かわれる両陛下=9日午後1時10分ごろ、JR郡山駅バスプール

 天皇、皇后両陛下が新幹線で到着された郡山市のJR郡山駅周辺は、小旗や横断幕を掲げる大勢の人であふれ、歓迎ムード一色に包まれた。

 両陛下が同駅を出発する約3時間前から待ち続けたという同市の男性(75)。車内から笑顔で手を振る両陛下の姿に男性は「ありがたかった。福島のことを心にとどめていただければ幸い」と感慨深げに語った。

 両陛下を最前列で見送った同市の主婦(29)は「震災から変化した福島のありのままの姿を見ていただきたい」と話した。

 両陛下に元気な福島を...復興伝える『おもてなし』

 天皇、皇后両陛下出席の下、いわき市のスパリゾートハワイアンズで9日開かれた第69回全国植樹祭のレセプションで、県は県産日本酒や郷土料理で関係者371人をもてなし、本県の食の魅力をアピールした。

 吉田栄光県議会議長の開会の言葉の後、内堀雅雄知事が「両陛下には幾度となくご訪問いただき、県民に温かい励ましの言葉をいただいた。県民は大いに勇気づけられ、新たな希望を抱き、懸命に復興に取り組んできた」と感謝の言葉を述べ、避難指示解除地域への帰還の動きや津波被災地の復旧進展などを強調した。

 その後、植樹祭大会会長を務める大島理森衆院議長の発声で乾杯した。乾杯酒は南相馬市産酒米を使った純米酒「御本陣」。レセプションのメニューは非公開だが、いわき市の新鮮な魚や山の幸、県オリジナル米「天のつぶ」、本県のオリジナルイチゴ「ふくはる香」を使った料理や郷土料理、県産日本酒などが振る舞われた。