両陛下、市場で相馬産海産物購入 漁協関係者「力をもらえた」

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鮮魚の仕分けを視察される天皇、皇后両陛下=11日午前11時5分ごろ、相馬市・相馬原釜地方卸売市場

 両陛下は津波被害から復旧した相馬原釜地方卸売市場を視察された。市場には相双沖で水揚げされたアイナメやスズキなどの魚介類が並び、両陛下は相馬双葉漁協の関係者に「これは何という魚ですか」と興味深そうに質問を繰り返した。

 両陛下は1999(平成11)年に相馬市で開かれた「全国豊かな海づくり大会」でヒラメの稚魚を放流するなど、相双地方の漁業と縁が深い。その大会で両陛下に誓いの言葉を述べた同組合の女性(58)は鮮魚の仕分け作業を紹介した。女性は「徐々に復興している相馬の水産業の姿を見ていただけた」と喜んだ。

 立谷寛治組合長(66)は「風評を乗り越えていくという意味でも本当に力をもらえた」と感謝した。

 宮内庁によると、両陛下は相馬産のカレイやホッキ貝などを購入したという。