福島県民『感動』...両陛下を感謝の見送り 福島県再訪望む声も

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詰め掛けた大勢の人に手を振られる天皇、皇后両陛下=11日午後4時40分ごろ、JR福島駅

 「ご来県ありがとうございます」「またのおこしをおまち申し上げております」。天皇、皇后両陛下が最後に訪れた福島市のJR福島駅では大勢の県民が感謝の横断幕を掲げ、両陛下を見送った。

 84歳の陛下と83歳の皇后さまによる今回の訪問。「福島県に心を寄せていただき、感動している」。浪江町権現堂から福島市飯坂町に避難している女性(80)は娘と一緒に訪れ、両陛下に力いっぱい手を振った。女性は、東日本大震災の津波で家族を亡くした。避難生活は続くが、両陛下の姿を見て「避難生活を乗り越える大きな元気をいただいた」と涙ぐんだ。

 来年4月30日に退位する天皇陛下にとっては最後の本県訪問となる見通しだが、両陛下の再訪を望む声は多い。福島市の女性(74)と女性(66)は「涙が出るほど感動した。これで最後とはいわず、退位してからものんびり福島に来て楽しんでほしい」と話した。