「ブルームきゅうり」人気 表面の白い粉特徴、通販で福島県産

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表面の白い粉が特徴のブルームきゅうり

 品種改良により今では店頭で見なくなった、表面が白い粉(ブルーム)で覆われたキュウリ。野菜の品質や味にこだわる全国の消費者から再び注目され、福島県内で生産された「ブルームきゅうり」が有機野菜などを取り扱う通信販売で好評だ。

 有機野菜などの個別宅配事業を手掛け、全国に約21万世帯の会員を持つ「らでぃっしゅぼーや」(東京都)などが、県内の生産者団体「福島わかば会」が郡山市や福島市、二本松市などで生産したブルームきゅうりを販売している。

 ブルームは鮮度や水分の蒸発を防ぐため、キュウリが自然に生成する成分。表皮が薄く、水分を多く含んでいるため、みずみずしいのが特徴だ。

 30年ほど前まで市場に出回るほとんどがブルーム付きのキュウリだったが、白い粉が「農薬ではないか」との問い合わせが増えたことなどから品種改良が進み、ブルームがなく、艶のあるキュウリが主流となった。

 らでぃっしゅぼーやによると、ヒット商品を生み出そうと4月に始まった企画「ネクストブレイク東北」の一環でブルームきゅうりの宣伝を強化しており、ブルームのないキュウリよりも注文が多いという。

 また、5月20日に都内で開かれたマルシェ(市場)イベントでは、用意した5キロが1時間ほどで完売した。

 らでぃっしゅぼーやのほか、野菜などの宅配サービス「Oisix(オイシックス)」と「大地を守る会」でも取り扱っている。

 問い合わせは、らでぃっしゅぼーや入会相談窓口(電話0120・831・375)へ。