安積疏水開拓をアニメに 19日、郡山で完成試写会

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
制作したアニメの一部を紹介する(右から)吉田幹事、佐藤委員長、大竹委員

 国際ロータリー第2530地区中央分区(郡山市)は、日本遺産に認定されている安積疏水がテーマの「未来を拓(ひら)いた『一本の水路』」のアニメーション制作に取り組んでおり、14日に作品が完成する。19日午後2時から、同市虎丸町のホテルハマツ1階ロビーで一般公開の完成試写会を開く。

 2016(平成28)年の日本遺産認定をきっかけに地元の子どもたちに安積疏水を知ってもらおうと、同7月に物語のアニメ化事業に着手。制作委員会(委員長・佐藤和夫同分区ガバナー補佐)を発足させ、同分区の10ロータリークラブ(RC)の制作委員らで本格的に取り組んできた。

 三春町のアニメ制作会社、福島ガイナックスに制作を依頼、猪苗代湖から水を引く安積疏水が完成した経緯をアニメと絵を組み合わせた「劇メーション」という手法で映像にした。作品は約12分間。静止画を背景に明治政府の大久保利通やオランダ人技師、ファン・ドールン、安積開拓に貢献した開成社初代社長、阿部茂兵衛ら歴史上の人物が動き、ナレーションが付く。

 DVD600枚を作製し、市内の全小、中学校に無料配布するほか、観光の誘客に役立ててもらう。事業費は約500万円で県の地域創生総合支援事業の補助を受けた。

 制作委員会の佐藤委員長と吉田喜一幹事、大竹幹夫委員が11日、福島民友新聞社郡山総支社を訪れ、制作したアニメの一部を紹介した。佐藤委員長は「郡山の発展につながった先人の偉業を子どもたちに理解してもらいたい」と話した。完成試写会は参加無料。問い合わせはRC合同事務所(電話024・935・8800)へ。