100年前の商家改修「福西本店」17日開館 商店街活性化の拠点

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まちづくりや商店街活性化の拠点としての期待を担う福西本店

 明治後期から昭和初期にかけて繁栄を極めた城下町会津の豪商・福西家が約100年前に建てた蔵と商家建築「福西本店」が17日、商業文化施設として開館する。今後も改修工事を進める予定で、まちづくりや商店街活性化の拠点としての新たな役割に期待が広がる。

 福西家は、江戸中期から城下町の中心部で商業を営み、豪商として名をはせた。福西本店は蔵と住まいだった大小8棟で構成され、特に大町通り(赤レンガ通り、野口英世青春通り)に面した「店蔵」「仏間蔵」「炭蔵」の3棟は外壁が白しっくいではなく高度な技術を必要とする黒しっくい(黒磨き)で建てられている。

 今回は、会津若松まちづくり(社長・渋川恵男(ともお)会津若松商工会議所会頭)が経済産業省の支援を受けて整備。収集した美術品や工芸品も修理し、当時と同じように配置する。改修を進めて会津17市町村のセレクトショップも開店させ、からむし織りや奥会津編み組細工なども販売する予定。

 渋川社長は「豪商の生活ぶりや会津の物産に触れられる施設。さまざまな活用を模索し、にぎわい創出を目指したい」と話している。

 福西本店は開館セレモニーと内覧会の後、正午から入館可能となる。入館料は大人300円、中・高校生200円、小学生100円。