米政府が福島県産スズキの輸入停止解除 主要魚種全て試験操業

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 農林水産省は14日、米政府が原発事故に伴う食品輸入停止措置の対象から県産のスズキ、シロメバル、キツネメバルを8日付で除外したと発表した。

 日本政府が4月に国内の出荷制限を解除したことに伴う対応。県産の海産物は原発事故後、44魚種が政府による出荷制限の対象となったが、現在は7魚種を除いて解除され、震災前に「常磐もの」として人気を集めた主要魚種の全てで試験操業が行われている。

 県によると、震災前5年間の漁獲金額(漁獲量)は年平均で、スズキが1億3810万円(205トン)、シロメバルが1億6220万円(122トン)といずれも1億円を超え、漁業者の大きな収入源となっていた。キツネメバルは730万円(8.7トン)だった。県産の海産物は2015(平成27)年4月以降、全ての検体が食品衛生法で定められた放射性物質の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回っている。