被災の麓山神社、再建を祝う 富岡、8月に「火祭り」復活へ

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社務所などの再建を祝う関係者

 東日本大震災で被災した福島県富岡町の麓山神社の社務所と境内周辺の設備が再建され、16日、同神社で落成式が行われた。神社が震災前の姿を取り戻したことで、関係者は8月15日、400年以上前から受け継がれてきた伝統の神事「麓山の火祭り」を8年ぶりに復活させる。

 神社は、震災で本殿や社務所、鳥居などが被災。2014(平成26)年度から始まった神社周辺の除染の進展に伴い、氏子らが再建を進めてきた。落成式には氏子や地域住民ら約70人が出席し、再建を祝った。

 麓山の火祭りは、ふんどし姿の男衆がたいまつを担ぎ、参道から山へ駆け上がる神事で、県の重要無形民俗文化財に指定されている。坂本寿昭氏子総代長は「避難している住民が火祭りを機に集うことを期待している。復興の火祭りになる」と話した。