大阪で「震度6弱」4人が死亡 福島空港・大阪便の一部に遅れ

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 18日午前7時58分ごろ、大阪市北区、大阪府高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で震度6弱の地震があり、大阪府で4人が死亡した。負傷者は大阪で280人に上り、兵庫県、京都府、奈良県、三重県、滋賀県も含め330人になった。大阪では最大約1300人が避難した。交通網がまひし、東海道・山陽新幹線の一時運転見合わせで30万人超、阪急電鉄で約100万人に影響するなどした。火災や停電も発生した。

 福島空港では、大阪便の一部に遅れが出た。18日午後に帰りの大阪便を待っていた大阪市の80代夫婦は1泊2日の日程で本県に観光に訪れていたが、「無事自宅に戻れるか不安だ」と述べ、「帰宅できない場合に備え、旅行会社にホテルを手配してもらった」と表情を曇らせた。

 大阪市北区にある県大阪事務所では、関西県人会会員の安否確認や情報収集などに追われた。所員6人にけがはなく、県人会の会員にもけが人の情報はないという。

 県によると、18日夕現在、本県関係の企業には従業員が通勤できないケースなどはあったものの、人的、物的被害の情報は入っていないという。

 また、県商工信用組合の出資者でつくる親睦会は和歌山県への旅行に向かう途中に地震が発生し、会員と同信組職員ら約60人が東京から本県に引き返した。

 内堀福島県知事「応援要請備え準備」

 内堀雅雄知事は18日の定例記者会見で、被災地支援について「要請があった場合、速やかな対応をしていく」と述べた。

 内堀知事は「応援については全国知事会の広域応援スキームによって対応していくことになる」とした上で「消防庁からの緊急消防援助隊の出動要請に備え、県消防防災ヘリが待機している」などと応援要請に備え準備態勢を継続する考えを示した。

 また、相馬市は同日、大きな被害を受けた大阪府の高槻、茨木両市に飲料水2リットル入りペットボトル各972本を物資として送った。