内堀知事「他競技調査」検討へ クレー射撃協・補助金不正受給

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 県クレー射撃協会が県体育協会の選手強化費を不正受給していた問題を受け、内堀雅雄知事は18日の定例記者会見で、再発防止に向け、ほかの競技団体についても補助金交付に問題がないかの確認を行うことを視野に、対応を検討する考えを示した。

 射撃協会は県の「ふくしまトップアスリートサポート事業」など3事業補助金453万3000円を領収書を偽造するなどして5年間にわたり不正受給していた。

 内堀知事は「県の公金が不正に受給されていたことは誠に遺憾」と述べ、県体協に再発防止策を求めたことを明らかにした。その上で「再発防止は、ほかの競技団体も含め適正な対応をすることが基本だ。水平展開の在り方も含め、今後の対応を考えたい」と述べた。

 6月中に返還請求へ 福島県体協

 県クレー射撃協会が県体育協会の選手強化費を不正受給していた問題で、県体協は今月中にも、不正受給が把握できた2013(平成25)~17年度の5年間の選手強化費全額、計453万3000円の返還を射撃協会に請求する方針を固めた。

 県体協は過去5年間に報告書に添付した射撃場の使用料や装弾代の領収書109枚全てが偽造されており、極めて不適切な会計処理と判断した。

 クレー射撃協会長(72)は福島民友新聞社の取材に対し「協会をつぶすわけにはいかない。大変だが資金繰りをして全額返金したい」との意向を示しており、近く開く理事会で補助金の返還方法などについて協議するとしている。