「食と農」活性化へ連携 桜の聖母短大×日本公庫福島支店

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意見を交わしながら学食を味わう参加者

 桜の聖母短大と日本政策金融公庫福島支店は「食育の日」の19日、食育や農業に関する教室や体験・交流ツアーを通して本県の食と農をつなぎ、活性化させるためのプロジェクトを始動した。県と県内農業者の協力を得た農官学金連携で、減塩や野菜摂取など健康指標改善に向けた働く世代の意識改革を図り、県産農産物の消費拡大も目指す。

 栄養士など食に関する人材を育成する同短大と、県内の農業振興を支援する同支店が地域活性化に共に取り組もうと、今年1月から計画していた。プロジェクトは「大人の食育」教室と、「食と農」をつなぐ体験・交流ツアーの2本柱で、本年度中に展開。同短大生、同支店と県の職員、ふくしま農業女子ネットワークの農業者が参加する。

 食育教室では、県産農産物を使った同短大の学食を食べ、同短大講師の講話やワークショップを実施。日本料理「分とく山」(東京)総料理長で古殿町出身の野崎洋光さんを招いた調理実習も予定している。体験・交流ツアーでは学生が全国規模の食の商談会に参加する。

 初回は福島市の同短大で「大人の食育」教室が開かれた。約20人が栄養バランスや食材にこだわった学食を食べ、栄養士から食生活の在り方などについての講話を受けた。池田洋子学長補佐・生活科学科学科長が「男性陣の健康増進にもつなげていきたい」とあいさつした。