高級「ホシガレイ」、福島県の主力品に 例年の4倍、稚魚放流

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松川浦に放流されるホシガレイの稚魚

 福島県は19日、相馬市の松川浦に高級魚「ホシガレイ」の稚魚10万匹を放流した。県水産資源研究所によると、6月末までに、例年の放流数の4倍となる計20万匹を放流する予定という。

 放流は震災で一時中断されたが、水産資源としての確立を目的に2014(平成26)年に再開された。放流されたのは県などと稚魚生産に関する共同研究を行う国立研究開発法人水産研究・教育機構の東北区水産研究所宮古庁舎(岩手県宮古市)で育てられた約8センチの稚魚。1~2年ほどで漁獲できる30センチほどの大きさに成長するという。

 県の職員や相馬双葉漁協原釜支所青壮年部の漁師らが相馬市尾浜の松川浦大橋周辺、相馬市磯部沖で稚魚を放流した。県水産資源研究所の水野拓治所長は「来秋以降、成長したホシガレイの水揚げ量を見ながら事業化を検討していきたい」と話した。