11施設で法令上回る高さ 福島市小中学校などブロック塀緊急点検

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 大阪府北部の地震でブロック塀が倒壊して女子児童が亡くなったことを受け、福島市教委が市立の小、中学校や幼稚園、特別支援学校の計92施設を対象に行った緊急点検で、建築基準法施行令が定めた基準(高さ2.2メートル以下)を上回るブロック塀が11施設で確認されていたことが20日、分かった。

 市教委は詳細な調査を行っており、状況に応じて撤去などの対応を検討する。

 市教委によると、19日から各学校の教員や市教委職員が敷地内の塀の高さや損傷の有無などを点検。11施設の小、中学校で法令に合致しないブロック塀を確認したという。

 このうち福島三小は国道4号近くに高さ約2.8メートルのブロック塀があった。

 また、塀の高さが1.2メートルを超える場合に必要な「控え壁」と呼ばれる補強設備も37施設で設置されていなかった。

 市教委によると、基準を上回る塀が確認された11施設の多くは、基準が厳格化された建築基準法施行令の改正前に設置されたとみられる。1施設は改正後の設置だった。

 塀の調査は現在も続いており、施設数が増減する可能性がある。