養老孟司氏が「未来」テーマに記念講演 会津地区経営者協70周年

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「未来」をテーマに記念講演する養老氏

 経営の視点に立ち多様な活動を展開する「会津地区経営者協会」は21日、会津若松市で創立70周年記念講演会を開いた。

 東大名誉教授・医学博士で400万部を超えたベストセラー「バカの壁」の著書でも知られる養老孟司氏が「未来をつかむ 経営者のための脳の話」と題して講演した。

 記念講演会は約250人が聴講した。養老氏は、人間の「認識」が感覚と意識で成り立っていることを語り、「人間の、他種類を『同じにする』という意識の作用こそが感覚優位で生きる動物との違い。動物は相手の立場でものを考えたりすることはできず、人の意識と動物の意識には違いがある」と説明した。

 記念講演会に先立ち行われた総会、理事会では、異動のため退任する千葉正宏会長の後任の新会長に、27日付で東北電力会津若松支社長に就く二坂広美氏(57)を選んだ。

 役員在任10年表彰として河京(喜多方市)の佐藤富次郎社長の代理・佐藤健太郎社長室長と新規会員4社紹介表彰として會津通運(会津若松市)の渡辺泰夫社長に記念品を贈った。

 創立70周年記念祝賀会も開かれ、約180人が出席。会津東山温泉芸妓(げいぎ)衆の祝舞や会津オリンパス會津翔耀太鼓連の祝太鼓が披露され、華々しく70周年を祝った。

 同経営者協会は1948(昭和23)年創立で、会員企業数は209社と県内一となっている。