開口部設置作業が完了 第1原発2号機、建屋最上階内を調査へ

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 東京電力は21日、福島第1原発2号機で行っている原子炉建屋外壁への開口部設置作業が完了したと発表した。早ければ25日にも開口部から2体のロボットを投入し、燃料交換などを行う原子炉建屋最上階「オペレーティングフロア」内を調査する。

 開口部の大きさは縦7メートル、横5メートル。東電は21日、開口部からフロア内を撮影した写真を公開。写真にはフロア内に設置された青色のフェンスなどが写っていた。開口部付近の空間放射線量は毎時9ミリシーベルト程度だった。

 フロア内に投入するロボットはカメラで撮影する「パックボット」と空間線量を測定する「コブラ」の2体。7月にかけて調査した後、遠隔重機を使ってフロア内にあるフェンスや配管などの残置物を移動させる。使用済み核燃料プールからの燃料取り出しに向けた調査で、建屋上部を解体し2023年度をめどに燃料取り出しを行う計画だ。

 外壁の解体作業は外壁に設置された気密性の高い「前室」内で5月28日から実施されていた。東電は作業期間中、放射性物質濃度を監視するダストモニターや敷地境界のモニタリングポストに大きな変動はなかったとしている。