新設「火葬場」候補地に広野・折木地区 県道いわき浪江線沿い

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 双葉郡8町村でつくる双葉地方広域市町村圏組合は、広野町に新設する斎場(火葬場)の建設候補地に同町折木地区を選んだ。同組合が22日、非公開で開かれた町議会全員協議会で説明した。

 関係者によると、建設候補地は、折木地区の県道いわき浪江線沿いの町有地を中心とした山林で、町中心部にあるJR広野駅から直線で西に約3キロ、常磐道広野インターチェンジ(IC)から南に約3.5キロ。

 組合は、近くに教育施設や医療施設がない上、広野ICからの交通アクセスの良さなどを踏まえて候補地に選んだとみられる。建設に必要な土地の面積は約1ヘクタールを見込んでいる。今後、町とともに候補地周辺の住民に説明し、同意を得たい考え。

 双葉郡内では東京電力福島第1原発事故後、双葉町の斎場「聖香苑」が帰還困難区域に含まれ休止を余儀なくされており、地元に火葬場がない状況が続いている。組合は、国の特定復興再生拠点区域(復興拠点)に含まれた聖香苑の再開も目指しているが、二つの斎場を運営するためには巨額の資金が必要で、国と県に財政支援を求めている。