「本宮映画劇場」104年で上映会 周防正行監督も観賞、映像満喫

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多くの市民らが訪れた上映会

 1914(大正3)年に建設された福島県本宮市の本宮映画劇場(愛称・定舞台)は24日、同劇場で104周年記念上映会を開き、来場者が昭和を彩った銀幕スターの映像を満喫した。

 現在、国内でも稼働するのは数少ないという半世紀以上前に製造されたカーボン式映写機を使用して、同劇場館主で映写技師の田村修司さんが上映会を開いた。

 約100人が来場。映写機の低いモーター音とともに「カタ、カタ、カタ」とフィルムが回り、往年のスターたちがスクリーンに映し出された。上映された映像は田村さんがフィルムを特別編集した力作。古いもので60年以上前のフィルムもあり、来場者らが映画を観賞、当時を懐かしんだ。

 会場には、「Shall we ダンス?」などの映画監督として知られる周防正行さんも来場、映画を楽しんだ。

 周防さんは活劇がテーマの大正時代を舞台にした次回作の参考になればと来場。観賞後、周防さんは「カーボン式映写機での映像はとても安定していた。完成から104年という劇場のたたずまいも大正時代そのもの」と満足げだった。