80年前の福島市「写真」120枚発見! 福島駅前通りの風景など

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1935年ごろの福島駅前通り。舗装工事の完成写真とみられ、右側手前の電柱付近に現場監督員が写っている

 福島市などで1935(昭和10)年ごろに行われていた建設工事の写真約120枚が見つかった。県北建設事務所の書庫に保管されており、約80年前の街並みやインフラ整備の状況を知る貴重な資料となる。同事務所は建設業や地域の魅力発信などに役立てる方針だ。

 写真は道路や河川、橋の工事記録で、同市の「福島駅前通り」の再整備に伴い、職員が今年3月に過去の資料を調べるため書庫を整理していたところ、モノクロの写真集を発見した。

 写真では、スーツを着て作業状況を確認する現場監督員や、舗装用の石を手で敷き詰める作業員、市街地を走っていた路面電車の線路、当時は通称「青柳通り」と呼ばれていた福島駅前通りの風景、現在の街なか広場にたっていた「福ビル」などが確認できる。

 同事務所は「今昔フォトギャラリー」として、当時と現在の様子を見比べられる写真3組と、その解説をホームページで公開している。

 今後も、当時と同じ位置から写真を撮影してフォトギャラリーに追加する。パネル展の開催や会員制交流サイト(SNS)を活用した情報発信も予定しており、同事務所の外川泰司企画管理部長は「当時の憧れの職業だったと考えられる建設業について理解を深めてほしい」と話している。