いわき・内郷一中「ブロック塀」解体着手 勿来一小は30日から

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内郷一中でブロック塀の解体作業に着手する作業員=いわき市

 大阪府北部で発生した地震によりブロック塀が倒壊して女子児童が亡くなったことを受け、緊急調査を実施したいわき市教委は26日、内郷一中で、建築基準法に適合していないブロック塀の解体作業に着手した。

 市教委によると、ブロック塀は基礎となるコンクリート擁壁の上に建てられ、高さ約1.8メートル。コンクリート擁壁と合わせると約5メートルに達し、同法の定める高さ2.2メートルを超える。幅は約34メートル。コンクリート擁壁は1947(昭和22)年の校舎建設以前からあった炭鉱場の施設の一部。学校開設後も施設が残ったため、子どもたちが進入してけがをしないようにと、ブロック塀が建てられたという。今回は子どもたちの安全確保を目的に解体されることになった。

 解体工事は29日までで、コンクリート擁壁は地震による倒壊の危険性が低いとして解体されない。市教委は、一部で基準を超えるブロック塀が確認された勿来一小でも30日に解体作業を始める。

 市教委の調査では2校を含む同市の小、中学校8校で基準に適合していないブロック塀が確認された。市教委は残る6校についても対応を検討する。