スケボーで地域盛り上げ いわき・薄磯でイベント、協会と住民一丸

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スケートボードを滑らせる台の作成に取り組む若者たち

 いわき市のスケートボード愛好家でつくるいわきスケートボード協会は30日、東日本大震災の津波で被災した同市薄磯地区住民の協力を受け、薄磯多目的広場で「スケボー」のイベントを開く。

 地区では2度目の開催で、今回は規模を拡大し、プロスケーターによるパフォーマンスやスケボー教室、同市伝統のじゃんがら念仏踊りの披露などを行い、若者を中心に多くの市民の呼び込みを図る。

 同地区では震災前約280世帯が住んでいたが、現在の居住数は125世帯。会場の同広場を含めた、被災地域の土地区画整理事業で造成された土地への移住のペースも鈍い。

 同地区の鈴木幸長区長(65)は「若い人の目線で、若い人が集まる場所になれば」と、イベントを通した地域の活性化を願う。

 当初は「スケボーが何なのか分からなかった」という鈴木区長。「前回のイベントで見る目が変わった。協力して地域が盛り上がれば」と展望を話す。

 同協会長の堀江恒太さん(26)は「自分たちがあまりいいイメージを持たれていないことは承知している」とする一方、「スケボーの魅力、携わっている人たちの魅力を子どもたちに発信したい」と意気込む。

 現在はイベントで使用するスケボーを滑らせるための台を手作りするなど準備を進めている。「地域の盛り上げに貢献しながら、スケボーがどんなものか知ってもらう機会になれば」と話している。

 時間は午前11時~午後9時。入場無料。スケートボードに関するイベントのほか、フリーマーケットやタイ料理教室など多彩な内容で繰り広げられる。