メダルへ活躍誓う 世界U21デフバスケ代表の越前、鈴木両選手

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メダル獲得に向け意気込みを語った越前選手(左)、「諦めない気持ちで戦いたい」と練習に励む鈴木選手

 米ワシントンDCで7月に行われるU―21デフバスケットボール(聴覚障害者のバスケットボール)世界選手権の日本代表として、福島県から越前由喜選手(19)=西郷村出身、宮城教育大2年=と鈴木陸斗選手(15)=県立聴覚支援学校中学部3年=の2人が出場する。両選手は本番に向け活躍を誓う。

◆西郷出身・越前選手「仲間引っ張る」

 「チームキャプテンとして仲間を引っ張りたい」。

 越前選手は高校1年で男子A代表に選出されて以来、先輩たちの背中を追い技術を磨いてきた。21歳以下の今大会は最年長としてチームをまとめる。

 幼少期に聴覚に障がいが判明し、現在もほとんど聞こえない状態だ。バスケットボールは友達の薦めで小学3年の時に始めた。今大会はポイントガードとして司令塔役を担う。

 身長165センチと小柄だが、ドリブルとこれまで日本代表で培った経験が武器。「目標はメダル。先輩から学んだ技術を、後輩の鈴木たちにも伝えたい」と意気込む。

◆いわき出身・鈴木選手「諦めない心で」

 1月の選考会で合格して代表に選ばれた鈴木選手も「諦めない気持ちで戦いたい」と意欲を燃やす。

 生まれつき聴覚障害があり、2歳9カ月ごろから人工内耳を入れて生活している。小学4年生時に地元いわき市のバスケットボールスポーツ少年団に入団。着実に技術を磨いた。

 中学進学後はバスケットボールをする環境がなく、自主練習に励んだ。週末には郡山市の寮から地元に戻り、バスケットボールチーム「M・I・B」でプレーする。

 小柄ながら、力強い守備が得意という鈴木選手。「広めるために頑張りたい」と活躍を目指している。