私用の宿泊代、業者立て替え 環境省職員を懲戒、息子の就職も依頼

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 環境省は27日、東京電力福島第1原発事故で被災した建物の解体・撤去工事の下請け業者から、ホテルの宿泊費を支払ってもらったなどとして、福島地方環境事務所浜通り北支所(南相馬市)に勤務する50代の男性職員を同日付で停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。職員は27日付で辞職した。

 同省によると、男性職員は2015(平成27)年12月~今年4月、下請け業者から私用で宿泊したホテル代(4泊分)約4万円を支払ってもらったほか、乗用車を5カ月間無料で借りたり、息子の就職を依頼して雇用させたりしていた。

 男性職員は任期付き職員で工事の現場監督を担当していた。

 同省によると、現場監督は元請け業者のみに監督員として接するため、下請け業者と直接の利害関係になく、情報漏えいなどは確認されていないとしている。

 匿名の通報をもとに本人と関係者に聞き取りした。同省は「懲戒処分の公表基準に基づき匿名での公表にした」としている。