日本、決勝トーナメント進出 サッカーW杯、福島県も夜の熱狂

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満員のサポーターでにぎわうスポーツカフェ=福島市・スクエア

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の1次リーグH組で国際サッカー連盟(FIFA)ランキング61位の日本は28日、ボルゴグラードで行われた最終戦で同8位のポーランドに0―1で敗れた。1勝1分け1敗で勝ち点4から伸ばせなかったが、勝ち点で並んだセネガルを警告や退場による「フェアプレーポイント」で上回り、同組2位で2大会ぶりに16チームによる決勝トーナメントに進んだ。

 前評判を覆し、2大会ぶりにサッカーワールドカップ(W杯)決勝トーナメント進出を果たした日本代表。16強入りを決めた28日の1次リーグ最終戦では、夜間帯の試合にもかかわらず県内のスポーツカフェなどでは県民がテレビの前で熱いエールを送った。

 福島市のスポーツカフェ「スクエア」では、試合開始1時間以上前から立ち見のみとなる盛況ぶり。同店はW杯開催中、試合の有無に関わらず通常午前3時までの営業時間を毎日午前5時まで延長し、サッカーファンを迎えている。

 友人と観戦に訪れた会社員、男性(29)はコロンビア戦を同店で観戦し、大勢で声援を送る一体感を忘れられずに再び足を運んだ。深夜の観戦にそなえて宿泊の準備をしてきたという中島さん。「やはり攻めの激しいサッカーがいい」と力を込めた。

 郡山市のスポーツカフェ「スクエア郡山店」に訪れた同市の会社員、男性(28)は、「明日も会社だが、寝なくてもいい気持ちでいる」と応援に集中。勤務地が同市にある大玉村の会社員、男性(24)は、29日出社用の着替えを持ってスポーツバーを訪問。大会での日本代表の活躍を「日本のサッカーの良さを世界に知らしめたと思う」と誇らしげに語った。

 いわき市の飲食店EstEst(エスト・エスト)では、大型スクリーンを二つ用意し客を迎えた。店内には、夜間にもかかわらず駆け付けた来店者たちの声援で包まれた。

 「サムライブルー」のユニホームに身を包んだ同市の販売員、男性(29)は前半、GK川島永嗣選手が好セーブを見せると「この試合に懸ける思いを感じた。気迫が伝わるプレーだった」と拍手を送った。