『猛暑』に注意!梁川36.6度、相馬36.3度 水分補給など対策を

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県内各地で気温が上がり、公園などでは水遊びを楽しむ子どもたちの姿が見られた=29日午前11時5分ごろ、福島市・十六沼公園

 29日の県内は高気圧に覆われ気温が上昇した。福島地方気象台によると、県内7観測地点で今年初の猛暑日となった。県内の公園などでは涼を求めて水遊びを楽しむ子どもたちの姿が見られた一方、屋内外問わず熱中症になるリスクも高まり、関係者は予防対策などを呼び掛けている。

 福島地方気象台によると、県内の最高気温は伊達市梁川町の36.6度で同日の全国7番目の高温となった。また、相馬市は36.3度で同9番目だった。そのほか新地町36.0度、浪江町35.7度など各地で軒並み30度を超え、11地点で6月の観測史上最高を記録した。全国で最も暑かったのは山形市と埼玉県寄居町で37.5度を観測した。山形県東根市は37.0度で同地点の観測史上最高記録に並んだ。

 同気象台によると、南からの温かい空気が流れ込み、晴れたことが、気温の上がった要因という。30日は日本海に停滞する梅雨前線の影響で曇りや晴れで、午後は雨や雷雨の所がある見通し。最高気温は福島市と会津若松市33度、南会津町田島31度、白河市と相馬市30度と予想されている。

 仙台管区気象台によると、この先1週間の本県は前線や湿った空気の影響で曇りや雨で、期間の初めは最高気温が高く猛暑日となる所がある見込み。向こう1カ月の東北地方は平年に比べて曇りや雨の日が多く、期間の前半は高温が予想されている。本県の今年の梅雨明けが早いかどうかは現時点では不明という。

 無理な運動や作業控えて

 熱中症対策として、福島市消防本部救急課の船山敏男課長補佐(54)は「水分補給やクーラーによる温度管理はもちろん、日頃の体調管理が大事だと感じている」と話す。

 急に暑くなるこの時期は食欲不振や睡眠不足などで体調を崩しやすい。体調が万全ではない状態で無理に運動や作業をすると、熱中症につながる危険性があるという。

 また、熱中症患者は高齢者が多く、屋内だけでなく屋外でも熱中症になりやすいほか、曇りの日でも注意が必要という。船山課長補佐は「自分の体調を見極めて無理はせず、熱中症を予防してほしい」と自己管理の重要性を指摘した。