剣豪・森要蔵ら国思い殉じた先人供養 西郷で80年ぶり慰霊法要

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森要蔵らが眠る墓碑の前で祈りをささげる参列者

 戊辰戦争白河口の戦いの一つ、戸の内の戦い(西郷村下羽太地区)で散った千葉道場四天王の一人、剣豪・森要蔵らを供養する戊辰150年慰霊法要が30日、80年ぶりに同村の大龍寺で行われた。出席者が国を思い殉じた先人に手を合わせた。

 法要には、西郷村や白河市をはじめ、森の孫に当たる野間清治が創設した講談社の役員、会津藩の親戚に当たり、森が剣術指南役を務めていた飯野藩が治めていた現在の千葉県富津市の商工会関係者ら計約60人が参列した。本堂で内藤信光住職らが読経、参列者らが焼香した。

 今回の法要に合わせて、森や会津藩士が眠る墓地が西郷村の有志らによって整備された。有志代表の大高紀元さんや富津市商工会の藤野一夫会長たちが墓前で祈りをささげた。西郷村と富津市のさらなる友好発展のため、墓地の横に同村のヤシオツツジ、同市のソメイヨシノが記念植樹された。