産地振興、経済活性化へ一致結束 福島で「全国桃サミット」

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モモ産地振興を巡り意見を述べる(左から)山下市長、須田市長、菅野組合長、桜田館長、小林社長

 全国のモモ生産地が集う第2回全国桃サミットが2日、福島県福島市で始まった。初日は日本のモモ産地が一致結束し、産地振興と地域経済活性化、美しい日本づくりに努めるなどとするサミット宣言をまとめた。3日まで。

 県くだもの消費拡大委員会の主催、日本桃産地協議会の共催。2015(平成27)年に山梨県笛吹市で第1回が開かれて以来の開催となった。福島、伊達、桑折、国見、山梨県笛吹、甲州、山梨、和歌山県紀の川の各市町長や農業関係者ら約180人が出席。「モモ産地振興へのアプローチ」をテーマにパネル討論が行われ、須田博行伊達市長、菅野孝志JAふくしま未来組合長、山下政樹山梨県笛吹市長・日本桃産地協議会長、桜田武県観光物産館長、小林味愛(みあい)「陽(ひ)と人(びと)」社長がパネリストを務めた。

 須田市長は「原発事故に伴う風評は根強く残っており、福島のモモは今も震災前の9割程度の価格。地道にデータを発信していきたい」と語った。菅野組合長は「風評払拭(ふっしょく)に向けて、もう一歩踏み出し、福島のブランドとしての在り方を考えていく必要がある」と意見を述べた。

 このほか、福島市出身のタレントなすびさんが「風評に打ち勝つ」と題して基調講演しエベレスト登頂の取り組みなどを紹介した。