華やか「半夏祭り」 下郷・大内宿、五穀豊穣願い練り歩く

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華やかな時代絵巻が繰り広げられた半夏祭り=2日午後、下郷町・大内宿

 江戸時代の宿場町の雰囲気を今に残す福島県下郷町の大内宿で2日、800年以上の伝統を持つ半夏(はんげ)祭りが古式ゆかしく繰り広げられた。

 祭りは、後白河天皇の第2皇子高倉以仁王(もちひとおう)の霊をまつる高倉神社の祭礼。かつては以仁王の命日の5月に行われていた。現在は夏至から数えて11日目に当たる、季節の移り変わりを表す雑節の一つ「半夏生(はんげしょう)」に合わせて住民らが行っている。

 見どころの御輿(みこし)渡御では、白装束に黒烏帽子(えぼし)姿の地元青年らが御輿を担ぎ、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願しながら、かやぶき屋根が続く宿場内をゆっくりと練り歩いた。