福島県85施設の塀「規定外」 県教委、公立小中校と幼稚園点検

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 大阪府北部の地震で小学校のブロック塀が倒壊し、登校途中の女児が犠牲になった事故を受け、県教委は3日、県内市町村立の小、中学校と特別支援学校、幼稚園で実施した緊急点検の状況を発表した。13市町村の85校・園に建築基準法に合致していないブロック塀が確認された。

 福島民友新聞社が各市町村教委に実施した聞き取りでは71校で規定外の塀があることが判明していたが、県教委は幼稚園も調査対象に加えるなどしたため増加。8幼稚園と、規定外か確認中だった南相馬市の6校、塀に傾きが確認された矢吹町の矢吹小を含めた。新地町の福田小は野球などのボール当て用で、現在使用されていないため規定外としなかった。

 県教委によると、調査対象の824校・園のうち、149校・園に塀が設置されていた。各市町村は、災害時の安全確保に必要な工事に対する国の交付金を活用して撤去などを進めるという。

 喜多方市教委は3日の市議会で、姥堂小で規定外のブロック瓶が確認されたと報告した。補強設備「控え壁」が1カ所欠けていた。