「あおり運転」男に1年2月求刑 地裁郡山、起訴内容認め結審

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 郡山市の東北道で3月、急ブレーキや割り込みなどを繰り返す「あおり運転」をして後続車に追突させ、運転手にけがをさせたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷、通行妨害)の罪に問われた山形県真室川町、会社員、被告男(28)の初公判は3日、地裁郡山支部(佐藤傑裁判官)で開かれた。被告は起訴内容を認めて結審、検察側は懲役1年2月、弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。判決公判は12日午後1時30分から。

 検察側は論告で「合図を出さずにトラックに近づくなど、重大事故を生じさせる極めて危険な運転」と指摘、「最近増えている、落ち度のない人が被害を受ける『あおり運転』に該当する。撲滅させる意味でも厳しい処罰が必要」とした。弁護側は、被害者との示談が成立していることなどから情状酌量を求めた。

 被告人質問で、被告は、事故を起こす前に追突させたトラックとは別のトラックに「あおり運転」を受けたと主張。「勘違いし、同じトラックだと思い込んでやり返した」と話した。

 起訴状によると、被告は3月20日、乗用車で追い越し車線を走行中の大型トラックの直前に割り込み、急ブレーキをかけるなどの危険な運転を繰り返してトラックを追突させ、男性運転手=当時(43)=に軽傷を負わせた、としている。